ダニエルのじいやん(私の父)は、2月の日曜日に救急搬送され、3月の日曜日に旅立ちました。苦しんで、お薬でほとんど眠らされて、さぞ無念だったと思います。
本当に、いきなりそれはやってきて、ICUで面会もままならず、1日5分を毎日会いにいきましたが、涙していたのが忘れられません。それでもまた我が家へ帰れると信じて父も私も頑張ってきましたが、ダメでした。
神さまに仏様にとどんなにお祈りしても、奇跡は起こりませんでした。17日夜中に亡くなって今日はもう19日。だけど今でも夢を見ているようで、現実が受け入れられません。
どうしてじいやんが!? なぜ今なの!って思いが溢れ出して今目の前で旅立ちの衣装に身を包んでいるじいやんを見ているのに、それが理解できません。
じいやんとダニは相思相愛でした。暑い日のお散歩は頻繁にダニエルを冷やしてました。面倒くさいとか感情は一切なく、嬉しそうに、孫に接しているようにしていました。
ダニエル、虹の橋のたもとで待ってる?
じいやんの姿、見つけた？
また会えたね。やっと会えたと思ったかな。それとも、あれ？じいやん、早くきちゃったね。どうしたの？と思ったかな。
20日の春分の日が通夜です。斎場の都合でこの時期になりましたが、おかげで私の父とは想定外に長く一緒にいることができました。葬儀は21日、10:30より11:30までの予定です。
私の父は、人生を人のため、家族のために捧げた人でした。自分のしたいこと、行きたいところ、全てを我慢しても家族のために生きてきた人です。
私にとって世界一の父さんです。自慢の父さんです。自分のために残りの人生を使ってよと、頻繁に言ってきたのに、そうやなあと話したのに。
全てが叶わなくなりました。
今はたまらなく辛いです。葬儀を終え帰宅したあとのことが今は考えられません。
病室では面会を終えるときに必ず父に伝えたこと。
「父さん、大好きだよ」
感謝してもしきれない、大きな大きな愛を父からもらいました。
そのお返しもできないまま、旅立たせてしまったことが、己の無力にただ悲しみと懺悔の心が増すばかりです。
